末日聖徒イエス・キリスト教会は,二日間10時間近くにわたる総大会の部会の間に子供や青少年をあきさせないでおくことのできる活動やリソースを,いろいろと用意している。
話者のことを知る
子供や青少年は,話者の人となりを知って声や顔に親しみを感じるようになると,総大会の話から受ける影響が大きくなるものである。教会の中央幹部と中央役員の最近の表をすぐ見ることができるようにダウンロードまたは印刷しておくとよい。または,オンライン版の指導者の略歴をただ開いて見るだけでもよい。この略歴には簡単な経歴と興味深い事実,画像が載っており,過去の総大会の話へのリンクも付いている。
10代の若者は,「イエス・キリストの特別な証人」ビデオシリーズを視聴したり。
手と耳を使う
子供や青少年に指導者の話を聞いてもらうためにいちばんいいのは,以下に挙げるような,音を立てずにできる霊的な活動をさせることである。これらはすべて,ダウンロードすることができる。
総大会ノートは,10代の若者が視野を広げ,考えを深めるために使えるすばらしいツールである。このノートは,二日間の大会中だけでなく,その前後にも活用することができる。面白そうな参加型のページをPDFでダウンロードして,オンラインで使ったり,印刷して使ったりするとよい。推測ゲームに加えて,メモ用(またはいたずら書き用)のページがたくさんあり,青少年が大会前に質問を書くコーナーもあれば,大会の間に考えたことや感じたことを記録するページもある。このノートに書き込んでおくと,教会の指導者から学んだ,いちばん自分に影響の大きかった教えや,聖霊から受けた霊感を思い出すのに役立つだろう。
「そう大会のことばさがし」は大会の話を聞きながらできる手軽なゲームで,印刷した用紙を使って行うことができる。各マスには教会指導者の顔や歴史上の出来事,それに総大会の説教で子供が耳にするようなテーマを表すぬり絵が入っている。このゲームは,子供が大会の話を聞きながら行う。マスに描かれているテーマの話を聞いたら,そのマスにあめ玉など小さな物を置く。このゲームでは,あめ玉などを置いたマスが縦横または斜めに5つ並ぶことを目指し,それができたら,できるだけたくさんのマスをあめ玉などで埋めることを目指す。
「そう大会のことばさがし」もそうだが,印刷して使うことのできる総大会のぬり絵のページは,子供が話者の話をよく聞いていないとできない。テーマ別ぬり絵のページでは,話者が話したテーマを表している絵のマスに色を塗るのである。全部ぬり終えると,自慢したくなるような見事なぬり絵が出来上がるだろう。
この簡略化した子供向けの総大会ノートは,すべてが揃った資料で,印刷することができる。いろいろなぬり絵が載っており,考えを書き留めたり,いたずら書きをしたり,話から学んだことを書いたりできるページもある。
そのほかの印刷可能なページについては,ChurchofJesusChrist.orgで教会の指導者ぬり絵のページやテーマ別ぬり絵ページゲームと活動のアイデアを参照するとよい。
デジタルコンテンツの活用
携帯機器は総大会中に邪魔になることもあるが,コンテンツが魅力的で心を高める場合には,祝福にもなる。以下のアプリとチャンネルは,総大会からさらに学ぶ方法を子供と青少年向けに提供している。
子供は,簡単にナビゲートできる「子供のための福音」アプリを使うと音楽を聞いたり,絵を見たり,活動に参加したりすることができる。このアプリには,福音ライブラリーアプリや福音メディアアプリ,ファミリーサーチアプリの子供向けページに行くリンクもある。このアプリはiOSで使用可能で,英語,スペイン語,ポルトガル語で使うことができる。アンドロイドを使用している場合は,Google Playストアでこのアプリを事前に登録するとよい。
青少年は福音ライブラリーアプリを使って,これから始まる総大会の放送のプレースホルダーをダウンロードしておくとよい。このプレースホルダーをダウンロードしておくと,部会を選択して聞くことができ,部会を聞く前に,抱いている疑問を記録しておくことができる。こうしておけば,大会中に話を聞きながら,その疑問の答えが見つかったらそれをデジタル入力することができるのである。
福音実践アプリは,10代の若者が音楽やビデオ,画像,活動案や目標案等の霊感あふれるコンテンツを探すのに役立つ。福音実践アプリの投稿をよく見て大会からできるかぎり多くを学ぶよう,青少年に呼びかけるとよい。
教会のソーシャルメディアアカウント
総大会を視聴すると,気に入った話や聖句,引用文を友達や家族に話したくなるものである。10代の若者たちにソーシャルメディアの使用が許可されているのであれば,彼らに総大会YouTubeチャンネルから気に入った話をシェアするよう勧めたり,#GeneralConference または話者推奨のハッシュタグを使って#HearHimで大会中に考えをシェアすることのできる方法を教えたりするとよい。また,FacebookやInstagram,Twitterで,教会指導者のフォロワーになるのもよいであろう。